マイハビッツ〜理想の自分になるために〜

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記事の質って何だろう?5年目Webライターが思う『記事の質』隠し事は無いほうがいい…

記事の質って何だろう?

最近、クラウドソーシングサイトで応募した案件にて、最終選考まで残るのに最終的に落選を繰り返しています。

僕の実力がないのか、何か勘違いを起こし始めているのか。

それとも知りすぎてしまったのか。。。

答えはわかりませんが、あまりに選考に通らないので疑問に感じ始めたのです。

「記事の質」って何だろう?

※今回の記事には、とても男性的な思考が含まれています。気を悪くされた人がいらっしゃれば、申し訳ございません。

 

 

 

Webライターは「記事の質」で存在価値があるはず

画像:Pixabay

Webライターを始めたころ、僕は「記事の質」など考えたこともありませんでした。

学校で学んだ国語…いえ、実際には国語にもならない「言葉」を連ねた文章を書くだけの作業をおこない、多くのクライアントの頭を悩ませたに違いありません。

かつてWebライターを始めるまでに書いたことがあるWeb文章は、詩のようなたぐいのもの。

今でも詩のようなものは書けますが、Webライターが求める「記事の質」とは違います。

ですが、残念なことに「記事の質」に関する具体的な「答え」が存在していないのも事実でしょう。

一般的に「記事の質」と言われているのは「読者の悩みに応えるもの」です。

しかし考えてもみてください。

不特定多数の人間が存在するこの世界、ある人には良記事だと思える内容は、ある人にとっては最低の内容かもしれないのです。

 

 

マッチングアプリサイトの記事を参考にすると…

画像:Pixabay

例えばマッチングアプリサイトの記事。

かつてマッチングアプリはアフィリエイターたちの収入源になっていました。

報酬額が高く、多くの男性たちは綺麗な女性を求めてお金を支払うからです。

そのおかげか、現代ではマッチングアプリを使用していてもおかしい時代ではなくなりました。

しかし考えてみれば、現在のマッチングアプリとは、過去の「出会い系サイト」のこと。

出会い系サイトとは、いわゆる体を目的とした出会いを求めるようなサイトのことで、健全な出会いを求めている人は使用していなかったはずです。

他にもテレクラなど、現在では絶滅したと思えるような「出会い系」は多数存在しました。

かつての若者たちは、口をそろえて言っていたのです。

  • 出会い系なんて…マジでやめとけ…
  • 普通の奴は出会い系なんてしない
  • 出会い系で遊ぶ?マジでキモイ…

これが普通の人々の反応でした。

現在と違うのは、昔はリアルな出会いの場がたくさんあったこと。

それどころか「おせっかいおばさん」なんて人が存在しており、恋人を求める男女の仲介役を担っていました。

今ではそんな人は絶滅しているでしょう。いえ、コンプライアンスの名のもとに、絶滅せざるを得なくなったのです。

しかしネット上は違いました。

現在でも「体目的」でマッチングアプリを使用することを誘発する記事は多数存在し、逆に健全な出会いを求める記事のほうが少ないかもしれません。

男女が見るサイトの差?

Google検索は個人に合わせたページが閲覧できるようになっています。

Webライターが用いるのは「シークレットモード」という、過去の閲覧履歴に左右されないページを使用します。

しかし一般的な人がGoogleで検索する際、シークレットモードなど使わないのが普通ではないでしょうか。

Googleアドセンスも「個人の好み」に合わせた商品が出てくるようになっていますよね。

それらはクッキーと言われる閲覧履歴が関与しており、それぞれの個人が過去に見たページの情報が参考にされているんです。

だから基本的に男性は、少しエッチな画像くらい見たことがありますよね。

いえ、最近では女性でも表では見せない動画や画像くらい検索したことはあるはずです。

それらの情報が検索において関与しており、マッチングアプリの情報を調べる際に「真面目な出会い」から遠いページが出没してしまう。

さて、「記事の質」って何なんでしょうね。

知り合いのGoogleページを見てみたら…

仕事の知り合いが水族館を紹介してくれたことがありました。

Google検索したページを見せてくれたのですが…。

水族館を検索したサイトに出てきた広告表示。

そこに知り合いが見るはずもないような…いわゆる成人向け広告が出ていましたよ。笑

Web業界のことなど何も知らない知り合いです。

一生懸命に隠そうとしていましたが、見えてしまったものは仕方ありません。

過去の検索が影響しているのを知っている僕は、黙って知らぬふりをするしかありませんでした。

そりゃ誰でも、表では見せない心があるもんです。

 

 

SEOを無視した方が良い記事が書けるに決まっています

画像:Pixabay

今回、あえて過去の閲覧履歴が影響していることを述べたのは、Googleアルゴリズムにより世界は動かされている可能性を感じるからです。

マッチングアプリの例のように、現在では「普通」とされるものは、過去には「異常」だったことがあります。

時代が変化したといえばそれまでですが、SEOにより上位検索を目指していく以上、本当に読者が求める記事など書けるはずはないと思っています。

「記事の質」以前に、Googleで表示されることを条件にしているのですから。

条件付になっているGoogle検索

数学の世界に「条件付確率」というものがあります。

bellcurve.jp

難しいことを考えたくない人のために、簡単にかみ砕いておきます。

条件付確率とは、次のようなものです。

◆普通の確率◆ 男女が結婚する確率は?
◆条件付確率◆ 初恋の男女が結婚する確率は?
(「初恋の」が条件です)

基本的に、条件付確率にすると普通の確率より低い確率になるのが一般的です。

 

つまりマッチングアプリの例をみると、以下のようになるのです。

  • 健全な出会いを求める確率は?
  • エッチな画像を見たことがない男女が、健全な出会いを求める確率は?

いや、そんなのありえねーだろ。と思ってしまうくらい、普通の人は少しえっちな画像くらい見たことがあるはずです。

もちろん自発的に見ることはなくても、動画などで「つい見てしまった」ことも過去の閲覧履歴になっています。

つまりGoogle検索において「完全に健全な出会いを求める」ことは、限りなく0に近い確率になってしまうんですよね。

誰でも少しくらい、裏の自分をもっているものですからね。

で、その人たちに向けた「良質な記事って何?」ってことなんですよ。

 

 

健全な出会いを求める記事は存在するのか?

画像:Pixabay

僕は「婚活」を始めてみて、マッチングアプリを使用するようになりました。

今ではもうアプリそのものを削除してしまいましたが、あまりに遊び目的の人が多くて困ったのです。

いえ、参考にする記事のすべてが「遊び目的」のものでしたので、マッチングアプリは今でも体をはじめとする遊び目的で使用されることが多いのでしょう。

男女問わずです。

もちろん女性の中には金銭目的の人もいるでしょうし、それが社会問題にもなっていますよね。

この現象、Googleアルゴリズムが作り出している可能性が存在するんです。いえ、そのことに気づいたGoogleは、すでに成人向けサイトに制限をかけています。

しかし残念なことに、人間には「欲」が存在するため、表では見せない裏の表情が存在し、ネット検索において検索されることが多いのは、主に「裏」です。

夫婦が幸せになる方法より、離婚する方が楽しく閲覧できてしまうのです。

芸能人の結婚報道より、破局報道のほうが爆発的なニュースになりやすいですよね。

世の中の人が、ほんとうにそんな情報を求めているのでしょうか。

 

 

条件付検索からの脱却

画像:Pixabay

僕がはてなブログを活用することに決めたのは、実はこの現象が起こっていることに気づいたからです。

はてなブログであれば、Google検索に影響を受けずに記事を書くことができますから。

Wordpressブログも運営していますが、どうしてもGoogle検索されないと閲覧者はいない。

閲覧してもらえなければ、ブログを運営する意味はなくなってしまいます。

しかし、Google検索はすでに条件付検索になっており、本当に読者の求める情報を公開できずにいるかもしれない。

そんな可能性を考えつつ、改めて「記事の質」を考えました。

すると1つの答えにたどり着いたのです。

隠しごとの無い記事

画像:Pixabay

経験を元にした「隠しごとの無い記事」。これです。

自分が経験したこと、考えたことを、アフィリエイトなどを考えずに提供する記事。

事実をそのまま伝えようとする記事。

かつて、新聞社などが事実を伝えようとしたことがありました。

いえ、今でも事実を伝えようと必死になっている人々がいるのは事実です。

Google検索よりもテレビの方が影響力があるのは、ねじ曲がってしまう情報を、どうにか事実のまま伝えようとしてくれる人々がいるからです。

おそらくWeb上に公開される記事も、それを真似していくしかありません。

「事実を事実のままに」

個人ブログの場合は、売上よりも経験を語るように。

現在のSEOでは認知されない記事こそ、読者の求める記事なのだと思います。

だからこそ、記事の質とは以下の定義になるでしょう。

「経験を元にした事実を記載した記事」

さて、あなたが思う「記事の質」とはどんなものでしょうか。

Googleがどこまでアルゴリズムを修正し、本当に良質な記事を選別してくれるのか。

Googleを育てるのも僕たちかもしれませんね。