Webライターで40万円を稼ぐことは可能です。
5年間のWebライター経験をもとに、事実を公開するときが来たのだと思います。
Webライターとして生活するために必要な金額は40万円。
40万円稼げるWebライターになるための方法を、物語のように解説します。
※物語のように書こうとしましたが、書籍のような感じかもしれません。。
※近年のWebライターが語れない事実と現実を含みます。
※初心者Webライターにとって夢を砕いてしまう可能性があります。
Webライターが40万円稼ぐための道のり
Webライターが40万円稼ぐ(稼ぎ続ける)には、3つの道のどれかを選ぶ必要があります。
- 低単価でも仕事を受けて書く「爆速Webライター」
- 高単価狙いで仕事を選ぶ「高単価Webライター」
- 人とのつながりを記事にする「インタビューWebライター」
パソコンを開きクラウドソーシングサイトを眺めながら「どれなら書けるかな…」と考えてしまう初心者Webライターは多いでしょう。
クラウドソーシングに並ぶ案件を見ては次のように感じます。
「高単価案件がいいな…」
「文字数が少なくて短時間で稼げそうだし?」
「在宅ワークなら高単価にならないと疲れるよね」
おそらくすべてのWebライターは「高単価案件」を目指して、少しでもラクしようと考えるはずです。
しかし残念なことに「高単価案件」は少なく、記事内容も難しいものばかり。しばらく考えた後「また明日考えよう…」とパソコンを閉じる人が多いのではないでしょうか。
「また明日…」
「また明日…」
「明日こそは…」
1か月くらい案件を眺める行動をした後、多くの初心者Webライターは次のように言うのです。
「やっぱ自分には向いてないや…」
1文字も書かずにWebライター業から退散する人は、全体の9割以上と言われています。
「爆速Webライター」や「インタビューWebライター」を目指すこともせず、ただ案件を眺めるだけのWebライター。。
筆者は5年目のWebライターですが、10年前から5年間はその「見るだけライター」だったのです。笑
Webライターになるには
Webライターとして必要なのは2つの作業でした。
- クラウドソーシングに登録する
- 文章を書く
パソコンに向かい、キーボードを打つことさえできれば誰でもWebライターになることができるのが事実です。
スーツを着る必要もなく、子どもが学校に行っている時間だけを仕事に充てることも可能。だから多くの人は「副業」としてWebライターを目指すでしょうね。
季節や天気に左右されず、自分の生活環境すら気にすることもなく。
例えば子育てをしている主婦がWebライターを目指すのは以下のようなシチュエーションからでしょう。
母「ねぇねぇ、今月の支出やばいんだけど?」
父「俺は毎日働いてるだろ。お前も働けよ」
母「働いてもいいけど、子どもどうするのよ?」
父「なんとかするしかないだろ…」
母「なんとかって…何よ…」
夫婦の仲が悪くなる瞬間かもしれませんね。しかしパートに出るにも、小さな子供を家に放置するわけにもいきません。
だから「在宅ワーク」を選択する人が多く、在宅ワークの中で最も注目されたのが「Webライター」です。
X(旧Twitter)を開くと、Webライターとして活動する人はたくさんいます。
家庭事情が厳しくても、性別やパートナー、子どもの有無にかかわらず。すべての人がチャレンジできるシステムが存在するからですね。
X(旧Twitter)には既に稼いでいるWebライターがゴロゴロしていて、中には初心者Webライター向けに情報を発信してくれている人もいます。
最近では「わたじろー」という人が動画を出していて、初心者や副業Webライターを目指す人にとって有難い情報を提供しています。
sorato24-syu-kan.hatenablog.com
クラウドソーシングに登録する
Webライターが必要とする「クラウドソーシング」とは、以下の2つです。
月額1万円を稼ぎたい人も、40万円を稼ぎたい人も、すべてのWebライターが2つのサイトに登録していると言って良いでしょう。
少し経験を積んだWebライターなら、インディードで案件を獲得する場合が多くなります。
近年ではWebライターの「直営業」も話題に上りますが、40万円を稼ぐための方法としては必要ありません。
ただ年齢が高くなるほど「ネットは怖い…」という感覚が抜けない人もいるかもしれません。令和になった今でも、詐欺などは横行していますから。
クラウドワークスやランサーズでは、文字単価0.1円の案件を出しているクライアントも存在します。
「初心者歓迎|ライティング方法教えます」などと記載され、ほとんど稼がせてもらえません。それに文章の勉強ができるわけでもなく、とにかく疲弊します。
40万円稼ぐための方法としても「無駄」と言うしかない案件です。
Webライターのメリット
Webライターは無料で仕事を受注することができるため、無一文でも始められます。
まったく資金がなくても仕事を始められ、Webライターを辞めても「始める前の自分」に戻るだけなのでリスクがありません。と記載する記事が多いでしょうが、実際のリスクは「時間を無駄にしてしまう」と感じることにあるでしょう。
それでもWebライターとして成功できれば良いでしょうし、成功できなくても勉強になるだけなのが最大のメリットです。
Webライターとして40万円稼ぐための「諦め」
「クラウドソーシングサイトに登録したら文章を書けばいい」と言う人もいて、それは間違いではありません。
かつて筆者が初心者だったころも、X(旧Twitter)には月収100万円ライターと名乗る人もいたほどです。
ただ残念なことに、極端な稼ぎを示す投稿者たちは「5年目の今、Xには存在しなくなった」のが事実です。
というのも、昔の「SEO対策」は「文章量が多いほど評価される」ものだったので、とにかく大量の文章が書けるWebライターが求められていました。
タイピング速度だけを意識すれば稼げる案件もありましたし、X(旧Twitter)で「記事の質」を問うている人などいなかったかもしれません。
時代は変わり令和に入るとGoogleがルールを変更します。
「記事のE・A・T(専門性・権威性・信頼性)」により、Google検索の上位に表示されることが決まったのです。
さらに「YMYL」と言われる「命に直結する内容」は、より深いEAT判別がされています。
だから「高単価案件」には専門性が必要と言われ、多くWebライターが去っていく原因になりました。
そして「爆速Webライターは姿を消した…」かのように見えるのです。
文章を書く
文章には様々なものがあります。小説やエッセイ、論説文などの種類を知っている人も多いでしょう。
Webライターに求められる文章とは「SEO対策」を含めた文章だったり「シナリオ」と呼ばれる脚本だったりするのですが、Webライターで40万円稼ぐために必要だったのは、以下の種類の文章でした。
- SEO対策された文章
- 動画用台本(シナリオ)
- 専門知識を活かした詳しい記事
- 経験を追求した口コミ記事
特に求められるのは「SEO対策された文章」です。つまり先に述べた「高品質の記事」がWebライターにとって必須の能力とされ、高単価案件を獲得するための方法として記されることに繋がります。
ただそれがワナだったと知るのは、Webライターを3年ほど続けている人なら気づきます。
本当の高単価案件とは
本当の高単価案件とは、以下のようなテクニカルライターなどを指します。
テクニカルライターの平均年収は674万円と言われます。
Webライター文字単価1円で計算した場合、年間674万文字。
月間なら約56万円(56万文字)。
日当は約1.8万円(1.8万文字)に相当し、文字単価は約2~3円。高い場合であれば5円以上あることもあります。
実はSEO対策とは全く無縁のライター業こそ「高単価案件」であり、Webライターとして稼ぐことを考えている時点で「高単価案件」は「幻」だったのです。
Webライターとして文字単価5円以上の案件を目指す場合、以下のどれかを専門にしなければいけません。
- 法律の専門家(弁護士等の資格持ち)
- 医学の専門家(医師免許持ち)
- お金の専門家(税理士等の資格持ち※FPは競合多数)
つまりYMYLと言われる分野で専門性を発揮できる国家資格を保有する必要があるのです。
だから無資格の場合、WebライターとしてSEO対策を施す記事を書く際、目指すべき道は2つになります。
- 爆速ライターを目指す
- インタビューライターを目指す
在宅ワークを基準に考えると、爆速ライターしか道はなかったのです。
こういった「高単価案件」という「幻」に気付き、いかに早い段階で「爆速ライター」になる覚悟ができるかが、40万円までの道のりの「第一歩」です。
WebライターのSEO対策とは
SEO対策について知るには、Googleで検索すればいいでしょう。
以下のようなページが出てくるため、SEO対策を学ぶことができます。
SEO対策には、以下の3つが重要と言われています。
- コンテンツ(記事)の充実
- 内部施策
- 外部施策
しかし残念なことにWebライターとして携わることができるのは「外部施策以外」です。
記事の質を充実させるには勉強したり記事を書いたりします。内部施策はサイト内の記事をリンクで張り付けることなので、誰にでも可能です。
初心者Webライターだったころ、筆者は以下のように感じました。
「コンテンツって何…」
「内部ってなに…」
「外部施策ってどういう技術やねん!」
初心者WebライターのSEO施策に対する疑問は「WordPressブログ」を作ってみることで解決します。
個人でブログを開設するとアクセス数や収入より前に「ブログ開設が難しい…」ことに気づきます。
そして外部リンクを張ってもらうための方法が「内部施策(コンテンツ施策)」にあることに気づくでしょう。
つまり結局「記事の質」を上げなければならず、サイト全体の力であるドメインパワーを上げるには「記事の数」も必要であることがわかります。
Webライターとして知っておくべき「外部施策」とは、記事の質や量によりサイト全体の力(ドメインパワー)を大きくすることです。
Webライターが40万円を稼ぎ続けるには
Webライターが40万円を稼ぎ続けるには「諦め」が肝心です。
高単価案件を探して「見るだけライター」になっている時間が長くなっている人が多いでしょう。
1文字でもいいから書こうとすることが、40万円ライターへの道です。
残念と言うべきか、Webライターの収入は単純に「文字単価×文字数」で計算されるものです。
月収40万円を稼ぐために必要なのは40万文字。
仮に文字単価2円でも20万文字は必要です。
1日2万文字書けるようになれば、1か月の仕事は10日間で終了します。
残り20日は遊んでいてもいいし、さらに記事を獲得しても良いでしょう。
月収40万円を達成するのに「直営業」や「高単価案件」は必要ありません。いえ、「高単価案件を目指している自分」と早くお別れし、爆速ライターとして早く納品する。
高品質と言える記事を量産する。
ブログ開設をしてみればわかる通り、クライアントは「ドメインパワー」や「SEO」を求めています。
近年のSEOはドメインパワー重視のルールになっているため「記事の質×記事の数=ドメインパワー」ということを知っておきましょう。
記事の質と言われるのは、1日2万文字を書ける自分になってからです。
いえ、実際には1日2万文字を書ける自分になったとき、いつのまにか「記事の質が上がっている」ことに気付くのです。
そのころにはクライアントからの評価は右肩上がりになっていて、文字単価2円程度の報酬は出してもらえることが多いですよ。
すると計算してみてください。
2万文字/日×文字単価2円=4万円/日
30日計算で120万円が月収です。
残念なことにそれほど甘い世界ではありませんが、文字単価2円以上をもらうには「爆速ライター」を通過するしかありません。
Webライターの文字単価は、本当は以下の公式なんです。
「クライアントからの信頼×納品の早さ×記事の質×記事の数=Webライターの能力(文字単価)」
既に高単価Webライターになっている人は、過去のSEO対策で「爆速ライター」を通過した人々です。
爆速ライターが高単価をもらえるようになったとき、はじめて「ゆっくり記事に向かう時間」ができるんです。
すると記事の質を向上させることに繋がり、さらに文字単価を向上させられます。
大切なので、もう一度公式を書いておきます。
「クライアントからの信頼×納品の早さ×記事の質×記事の数=Webライターの能力(文字単価)」
おそらく誰も書かない…いえ、少なくともWebライターとして生計を立てている人は知っているものですが。
初心者Webライター向け講座等では夢を砕く原因になるため、誰も書かない内容です。
しかしWebライターは「仕事」です。
甘い世界ではありません。それでも1日ずつ少しの時間を見つけ、爆速Webライターを経て高単価Webライターになることは可能です。
その期間は「たった1年」。
副業で1日2時間程度しか時間がなかったとしても、タイピング練習を基礎として爆速Webライターを目指してください。
行動さえできるなら、誰にでも月収40万円は達成可能です。
「速く書けるようになればいい」たったそれだけなのですから。