本格的に「はてなブログ」を書いていこうと思います。
Webライターの筆者は将来性に不安を感じつつ、多くの人に何を共有すればよいか考えていました。
まずSGEについてまとめ、Webライターやブロガーの将来性を推考します。
SGE(生成AI)とは?
SGEとは「Search Generative Experience)の略称で、Googleが開発した生成AIです。
既にchatGPTが有名になっていることもあり、生成AIは認知されているでしょう。
SGEの回答は、多くのサイト(ブログ等)から抽出されたものです。
今まで以上に検索がラクになると予想されますが、2023年11月時点ではまだベータ版が実装されたのみで、いわゆるテスト段階です。
画像にも表示されているように「生成AIは試験運用中のため、品質にむらがある可能性があります」と記載され、情報が間違っている場合もあります。
利用者は情報を鵜呑みにするのではなく、自ら確かめたり考えたりして正確な答えを導き出しましょう。
現在のSGEは、あくまで参考資料としての位置づけとして活用されます。
SGE(生成AI)導入によりWebライター将来性は危うい?
GoogleがSGEを実装すると、Webライターの仕事は劇的に減少すると言われています。
Webライターが記事を執筆しなくても、AIが自然言語で記事を作成するからです。
コストをかけることなく記事(コンテンツ)を作成できるため、多くの企業が注目していると言えます。
そこでSGEに「Webライター 将来性」を尋ねました。以下のように記載されています。
Webライターには将来性があると言われています。その理由は次のとおりです。
テキストコンテンツがなくなる可能性は低い 専門性の高い仕事には需要がある AIに完全に仕事を奪われる可能性は低い Web広告は年々成長を続けている SNSが発達したことにより、Web広告やWebコンテンツの需要は高まると推測されるWebライターとして活躍するためには、特定分野の専門性を高めたり、営業力を磨いたりすることが重要です。また、継続して案件がもらえるWEBライターは「仕事がデキる=質の高い記事が書ける」と言われています。言い換えると、「質の高い記事=専門性・権威性・信頼性の高い記事」が書けるライターには、将来性があります。Webライターの平均月収は、フリーランスで約20万円~30万円、正社員で約450万円です。副業でライティング案件をやっていくことで、タイピングスキルの向上やSEOの知識の学習など、本業で活かせるスキルを身に付けることもできます。引用:Google生成AI(SGE)作成文章より
どうやらSGEもWebライターの仕事を奪うつもりはないようで、Googleの基本姿勢とも言えるかもしれません。
もしWebライターの仕事を奪うつもりであれば、抽出される内容は「Webライター オワコン」のはずだからです。
つまりSGEが正式導入されるはずの2024年度もWebライターは活躍する場が存在すると考えられます。
しかし現実的な問題として、企業がAI導入により案件が激減したのは筆者の経験則で知っています。
案件が激減したと言うより「すべてのクライアントが悩んでいる時期」が2023年後半と言えるはずです。
このままWebライターに報酬を支払いながら記事を依頼しても集客の保障はなく、AIに記事を書いてもらえば無料だからです。
さまざまな角度から考えることで、Webライターは将来性に不安を抱えているでしょう。
SGE(生成AI)でブロガーは危うい?SEO対策はもう無意味?
SGE(生成AI)導入により大きな影響を受けるのは、これまでのSEO対策と言われています。
2023年11月現在では、まだSEOは有効です。
しかし今後SGEが正式導入されることで、どんな記事から抽出されるか不明であるため対策の施しようがありません。
仮にSEO対策を完全に施し、検索上位を取得してもSGE(生成AI)の解答のみを閲覧する人が多くなると予想されるからです。
もともとドメインパワーが大きな企業サイトが検索上位を取得しやすくなったと言われており、個人ブロガーは困難を極めています。
アフィリエイト商品が売れないと言われ続け、既に「ブログ オワコン」は多くの有名ブロガーが述べ始めています。
Webライターと同様にSGE(生成AI)に尋ねてみました。
ブログには、次のような将来性があります。
収入に天井がないこと インターネット広告市場が伸びていること 日々生まれる新しい市場に対して個人の強みが活かせること 主観的な意見が求められていくこと 文章コンテンツがなくなることがないことブログで収益を得る方法は、次のとおりです。
個人の商品を売る(ハンドメイドやコンテンツ販売) ブログを書籍化する 他のブログ記事を代行して書く ブログを売却する(M&A) ブログコンサル・オンラインサロンを運営するブログの平均月収は約1万円ですが、月10万以上の収益を上げている多くは5年以上続けている人です。ブログには忍耐が必要ということを理解し、成果がでない間は収益を向上させる方法をしっかり考え、日々改善していきましょう。ブログの更新頻度の理想は週2~3回です。このペースで更新できれば1年で100記事になります。100記事をただ無心で書くのではなく、検索順位やアクセス状況、上位記事を分析しながら、あなたの記事に足りないものを補填しながら記事を積み重ねていくことが大切です。引用:Google生成AI(SGE)作成文章より
Webライターと同様に「将来性がある」と回答されます。
Xでは有名ブロガーの人々が「ブログ オワコン」を述べているのに、SGE(生成AI)はブログの将来性があることを認めています。
理由を検討することで、今後のブログ活動およびWebライター業の本当の将来性が見えてくるかもしれません。
SGE(生成AI)はクリエイターとの共存を望んでいる?
SGE(生成AI)は、コンテンツの作成をサポートするものと明記されています。
さらに「生成AIの使用方法」には「クリエイティブな活動を始めるのに役立ちます」と記載されています。
Google検索ヘルプに明記されているのは「クリエイターの助け」になるツールとしての生成AIであり、クリエイターになるものではないと明確に記載されています。
実はGoogleのSGE(生成AI)は、検索用途で使用されるものではないことがわかります。
逆にWebライターやブロガー、Webデザイナーなどクリエイティブな活動をおこなっている人の「助け」になることを目的として実装されており、今後さらに良質なコンテンツを作成するためのツールと位置付けられているのです。
Googleが述べる「生成AIの使用方法」には、以下のことも記載されています。
-
ブレインストリーミングしてクリエイティブなアイデアを生み出す
-
答えられないと思った質問をする
-
もっと便利に活用する
ブレインストリーミングとは?
ブレインストリーミングとは、アイデアを生み出す集団発想法を指します。
様々な意見を集約して新しいアイデアを生み出すための方法で、例えば以下のようなものです。
学校の文化祭での出し物を検討するAさんとBさん。
Aさん「たこ焼き屋がいい」
Bさん「クレープ屋がいい」
2つの意見を合わせて「クレープたこ焼き」を出し物にする。
2つ以上のアイデアを組み合わせ相乗効果を狙う発想法で、企業では企画部門で用いられることが多いでしょう。
つまりGoogleはクリエイターに対し「SGE(生成AI)と協力して、より良いコンテンツを作成してほしい」と述べています。
SGE(生成AI)と共存する未来にWebライター/ブロガーは必要不可欠!
SGE(生成AI)導入によりWebライターやブロガーの将来は危ういと言われていました。
しかしGoogleの指し示す方向性は「WebライターやブロガーとSGEの共存」です。
相乗効果を期待して「より良いコンテンツ」を生み出すために実装される予定とされています。
実はWebライターやブロガーは、内心ではそのことに気付いていたのではないでしょうか。
X(旧Twitter)でアンケートを実施したところ、母数は少ないものの約80%の人が「AIは必要に応じて活用する」と述べています。
みなさんはchatGPT使ってますか?
— sorato24 (@sorato242) 2023年10月28日
僕はchatGPTを使いません"(-""-)"
無料はてなブログでも検索1位を取得できたし、アドセンスも通過したし( ゚Д゚)
まだまだアナログは有効そうだと思ってます(^^♪
アンケートに答えていただけると嬉しいです(^^)#Webライター#ブログ#リサーチ#chatGPT
AI時代は到来するでしょうが、Webライターやブロガーの将来性は終わりません。
収益化を検討するブロガーは、既にGoogleアドセンスがインプレッション中心の報酬を出すことを決定しているのを知っているでしょう。
おそらく将来的にクリックされない可能性が高くなるアドセンスにおいて、生成AIにより検索されるだけでも報酬が維持されていくのではないでしょうか。
Webライターなら、生成AIに認められる記事の作成が依頼されるかもしれません。
どちらにしても「Webライター オワコン」や「ブログ オワコン」の情報より根拠があると思いますが、世の中のWebクリエイターの皆様はどう考えるのでしょうね