Webライターが実施しているリサーチ方法を紹介します。
この記事は、記事として完成させるため時間をかけて更新していきます。
ただ取り急ぎ紹介したいリサーチ方法がありましたので、はてなブログやX(旧Twitter)で読んでくださる方々に共有させていただきます。
基本的な内容を熟知している中級以上のWebライター、ディレクターの方は目次より「新しいリサーチ方法」へ飛んでください。
Webライターのリサーチ方法10箇条
Webライターが実施する一般的なリサーチ方法は以下。
- キーワードで検索する
- ペルソナを設定する
- 読者像と課題、仮設等を検討する
- 記事構成を考える
- 情報を集める
- 体験を深めた根拠を示す
- 一次情報との関連性を考える
- 記事内に一次情報を組み込む(記事により不要)
- 読者の問題解決方法を分析する
- 読者の課題に合わせて執筆する
完全な記事にする際には、それぞれを解説させていただきます。
またGoogleシークレットモードで検索した際に「画像・ニュース・ショッピング」などが記載されており、リサーチに用いる方法も追記していきます。
ただ今回は取り急ぎの記事として以下を述べておきます。
- ビッグキーワードでの上位検索は類似記事
- ビッグキーワードで企業に負けないためのリサーチ方法
ビッグキーワードで上位取得するリサーチ方法
ビッグキーワードでのSEOは、ドメインパワーが必要になることでWebライティングだけで上位を取得できるものではないと考えられています。
しかし実際に企業が求めるのは「ビッグキーワードでの上位表示」ですよね。
たとえば就職関連記事を作成する場合「メンズ」のキーワードは、以下のような検索ボリュームがあるとされています。
「メンズ」の検索数予測一覧 - 検索数 チェックツール | aramakijake.jp
比較として就職活動等で用いられる「SPI検査」のボリュームは以下です。
「SPI検査」の検索数予測一覧 - 検索数 チェックツール | aramakijake.jp
当然、ビッグキーワードである「メンズ」で上位取得できるほうが顧客獲得につながりやすいため、多くの企業が狙っています。
個人ブロガーが太刀打ちできなくなったのは、すでに周知のとおりです。
新しいリサーチ方法
ビッグキーワードほど上位検索される内容は「似ている」と思いませんか?
例えば「メンズ」のキーワードでは、上位10記事は通販サイトです。
多くのメンズが服装にこだわりを持って検索していることがうかがえますが、これを性別を変えてみると面白いことがわかります。
「メンズ」に対する「レディース」という言葉。検索上位10記事は、どれも通販サイトです。
しかし言葉を「男性」「女性」に変化させてみます。
「男性」の検索結果
「男性」をシークレットモードで検索した際の結果は以下の画像です。
「女性」の検索結果
「女性」をシークレットモードで検索した際の結果は以下の画像です。
お気づきになるでしょうか。
新しいリサーチ方法とは
Webライターが執筆する記事の多くは、ミドルキーワードであることが多いです。
ミドルキーワードとは「メンズ ファッション」などの2語を組み合わせたキーワードのことです。
しかし、ここで大本になるビッグキーワード「メンズ」を検索する際、あえて日本語検索することで「その時々の性別差によるトップニュース」が表示されるのです。
2024年のスタート時点での執筆ですので、地震に関連するニュースばかりが表示されています。
が、松本人志のニュースが表示されているのが「女性」検索の場合だけ。
もちろん被害女性を刺したキーワードヒットなのですが、男女により表示されている内容が異なることに意識を向けてみます。
すると「女性」では松本人志がピックアップされていたのに対し、「男性」では広瀬すずがピックアップされていました。
つまり性別により異なる画面が表示されているのがシークレットモードだということです。
いえ、シークレットモードで表示されているのではなく、検索する読者が無意識の性差で検索してしまっている部分が存在するという事実です。
これを「SPI検査」に含めて検索します。
「男性 SPI検査」の検索結果
「女性 SPI検査」の検索結果
つまり無意識の検索をしてしまう場合の男女差を考慮すると、検索結果は異なる結果になるんです。
男性では性格検査を解説する記事が登場するのに対し、女性では能力検査が1位に出現しています。
ちなみに「SPI検査」では、2種類の検査がおこなわれています。それが「能力検査・性格検査」です。
男女による違いを考慮すると、ビッグキーワードでは「両方を記載する」のが良いことがわかるはずです。
今回はわかりやすく「SPI検査」を用いてまとめましたが、いかがでしょうか。
ビッグキーワードは、多方面からのアプローチが必要なだけかもしれません。
今まで見過ごしていたリサーチ方法で、これがGoogleが述べる「網羅性」につながる部分ではないでしょうか。
もしかしたら企業人の方々は、そんなところまで既に知っているのかもしれませんが。
個人のWebライターとして、発見したと思っているので、共有させていただきました。