少し短い文章を書こう。
たった500文字程度。
読む速度で言えば、1分もかからないだろう。
今いる場所はどこなのか
今いる場所がどこなのか、わかる人はいるだろうか。
もちろん地理的なことではなく、人生の中での位置である。
自分が何を目指し、どこに向かおうとしているのか。
そして、いま現在は、どの位置にいるのか。
他者の存在で…
比較対象がなければ、自分の位置を考えることもない。
しかし、ふと気づいたときに、自分の立ち位置を知った時、誰かと比較して「上だ」とか「下だ」とか言っていないだろうか。
教育界には「相対評価」と「絶対評価」が存在するが、そのどちらが正しいというものはない。
そもそも、自分の立ち位置を誰かと比較することすら、本来は間違っているのかもしれないが、比べなければ自分の位置はわからない。
そうやって行動しなければ、自分の立ち位置を知るきっかけにすら出会えないだろう。
誰かと出会い、会話することで気づくことも多いはずだ。
「あ、自分ってのは、そういう風に見えているんだな…」という具合。
他者がいなければ、自分は存在しないのと同じ。
アナタがいて、僕がいる
この文章を読んでいるアナタがいることで、僕という存在が確立される。
哲学というものだ。